会話を始める
+ New Chat(新しいチャット)を押すとダイアログが開き、会話を何で動かし、どこで作業させるかを決めます。プロバイダー、モデル、モデルがどれだけ深く考えるか、そしてリレーのホスト上のフォルダーです。これらは会話ができる前に選びます。プロバイダーは後から変更できないので、Start chat(チャットを開始)を押す前に確認しておく価値があります。
ダイアログ #
ダイアログのタイトルは Choose model for new chat(新しいチャットのモデルを選択)です。フィールドは該当するときだけ表示されます。別のプロバイダーを選ぶと行が出たり消えたりし、前のプロバイダーのものは画面に残りません。
| フィールド | 内容 | 既定値 |
|---|---|---|
| Working directory(作業フォルダー) | リレーのホスト上で、エージェントが作業するフォルダーです。 | Default(既定)。パスも表示されます。ただし、直前のチャットを別のフォルダーで開始していて、そのフォルダーがまだ一覧にある場合はそちらです(作業フォルダーを参照)。 |
| Provider(プロバイダー) | 会話を動かすエージェントです。Copilot しかない間は表示されません。 | 毎回 Copilot です。 |
| Model(モデル) | このプロバイダーが提供するモデルです。 | 最後に使ったモデル(このプロバイダーが提供している場合)。それ以外は、一覧にあれば auto(OpenAI Image を除く)、なければ最初の項目です。 |
| Reasoning effort | モデルがどれだけ考えるかです。選択肢は、選んだモデルが対応しているものです。 | 最後に使った effort、またはこのモデルが提供する最も近いものです。それがない場合は none 以外の最初の選択肢で、DeepSeek では high です。 |
| Context window(コンテキストウィンドウ) | 選んだモデルのウィンドウです。読み取り専用です。 | Copilot のみで、ウィンドウがわかっている場合だけです。段階はチャットを開いた後に入力欄で変更します。 |
「最後に使った」とは、このブラウザーで、入力欄で最後に選んだか、最後にチャットを開始したときのモデルや effort のことです。キャンセルしたダイアログや、リレーが拒否したチャットでは何も変わりません。Claude Cloud のチャットでも変わりません。
effort の選択肢は、モデル自身の段階(low、medium、high など)で表示されます。reasoning をオフにできないモデルでは、none が default と表示されます。xhigh に対応する Claude のモデルでは、一覧の最後が Ultracode です。これが最初から選ばれているのは、前回それを選んだ場合だけです。
チャットは、入力欄で選ばれているリレーモードでも始まります。リレーモードを参照してください。Claude Cloud のチャットにはリレーモードがなく、agent で始まります。
準備のできたプロバイダーがないとき #
準備のできたプロバイダーがない場合、ダイアログはボタンの上でそれを伝えます。
Turn on Claude, Cursor, OpenAI, Grok or DeepSeek in Settings → Providers, or sign in to the Copilot CLI on the relay host.
Open Settings → Providers(設定を開く → プロバイダー)がメインのボタンになり、Start chat は Start a Copilot chat anyway(それでも Copilot チャットを開始)に変わります。Copilot の確認が間違っていることがあるためです。選んだプロバイダーに提供できるモデルがない場合、ダイアログは開かず、「No model is currently available for a new conversation.」という通知が表示されます。
Claude API がチャットを拒否するとき 0.9.18 で追加 #
Claude API にキーがない、オフになっている、または月間上限に達している間は、新しい Claude API のチャットは拒否されます。その場合ダイアログは開いたままで理由を示し、Claude API settings(Claude API の設定)と、Claude がオンの間は Start on subscription(サブスクリプションで開始)を表示します。後者は同じチャットを Claude のサブスクリプションで開始します。何も作成されていません。スマートフォンでは、ダイアログがメッセージまでスクロールします。
1 つの会話に 1 つのプロバイダー #
プロバイダーはこのダイアログで選び、その会話にずっと残ります。別のプロバイダーを使うには、別の会話を始めます。0.9.18 で追加 Claude のチャットは例外で、ターンの合間にサブスクリプションと Claude API キーを切り替えられます。入力欄の上には、どちらなのかを示すメモが、プロバイダーごとの色で表示されます。
🔒 Session locked to GitHub Copilot models.
このメモはチャットを開いた時点で、最初のメッセージの前から表示されます。中の名前は GitHub Copilot、OpenAI、OpenAI Image、Claude SDK、Claude API、Cursor SDK、Grok、DeepSeek、☁ Claude Cloud のいずれかです。入力欄には、会話のプロバイダーが扱えるモデルだけが表示されます。
最初のメッセージを送った後は、OpenAI と Grok の会話はモデルも固定します。メモには括弧でモデル名が示され、モデルの一覧では変更できない固定の項目として表示されます。
オフにされたプロバイダー #
最初のメッセージをまだ送っておらず、キューにも何もない会話は、まだ移せます。そのプロバイダーがなくなると、リレーは会話を Copilot に戻すので、開始できない会話が残ることはありません。何を「なくなる」と見なすかはプロバイダーによって異なります。
| プロバイダー | 未開始の会話が Copilot に移る条件 |
|---|---|
| OpenAI | API キーを削除したとき。OpenAI をオフにしても移りません。 |
| Claude | Claude をオフにしたとき。 |
| Cursor | API キーを削除したとき。Cursor をオフにしても移りません。 |
| Grok | Grok をオフにしたとき。 |
| DeepSeek 0.9.17 で追加 | API キーを削除したとき。DeepSeek をオフにしても移りません。 |
| Claude API 0.9.18 で追加 | API キーを削除したとき、または Claude API をオフにしたとき。 |
すでにメッセージを送った会話と、ほかのプロバイダーの会話はそのままです。Claude Cloud はこのルールの例外で、オフにしてもダイアログから消えるだけで、その会話には手が加えられません。
OpenAI、Cursor、DeepSeek、Claude API では、その会話のどれかがメッセージを送っているか、キューに入れている間は、キーを削除できません。代わりに、新しいチャット向けにプロバイダーをオフにしてください。
作業フォルダー #
エージェントはリレーのホスト上のフォルダーで作業します。Working directory の一覧には、次の順で項目が並びます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Default | 何も選ばなかったときにリレーが使うフォルダーです。Settings → General(設定 → 一般)の Default CWD for new sessions(新しいセッションの既定の作業フォルダー)で、それが空ならリレー自身のワークスペースフォルダーです。保存したフォルダーがなくなっている場合は、「Saved default CWD is unavailable. Update it in Settings.」という通知が表示されます。 |
| 開いている会話のフォルダー | その会話の現在の作業フォルダーです。 |
| リレーのワークスペース | リレー自身のワークスペースフォルダーです。 |
| ファイルブラウザーのフォルダー | Browse files(ファイルを参照)で開いているフォルダーです。 |
| 最近のフォルダー | 最近の会話が使ったフォルダーです。リレーは直近の 12 件を覚えています。 |
| Custom path…(カスタムパス…) | リレーのホスト上のフォルダーのフルパスを入力するテキストフィールドです。 |
一覧の隣の 📁 ボタンを押すと、フォルダーを選ぶためのファイルブラウザーが開きます。選んだフォルダーは Custom path… フィールドに入り、入力したものと同じように確認されます。そのファイルブラウザーの 📁+ New folder(新しいフォルダー)で、必要なフォルダーを作成できます。
その下に、ダイアログはチャットがどこで始まるかを示します。例:This chat starts in /。直前のチャットのフォルダーは、まだ一覧にあれば次回も選ばれます。これはブラウザーごとに、会話ができた後にだけ記憶されるので、拒否されたパスが次の既定値になることはありません。
フォルダーは会話のワーカーが最初に起動する前に適用されるので、最初の起動からそのフォルダーで行われます。パスは、存在するフォルダーへの絶対パスでなければなりません。そうでない場合や、許可リストの外にある場合、リレーはそれを拒否し、ダイアログは開いたままになるので修正できます。確認から開始までの間にフォルダーがなくなった場合でも、チャットは既定のフォルダーで作成され、そのことが通知されます。
後から変更する #
会話の ⋯ メニューの 🗂️ Change CWD(作業フォルダーを変更)を押すと、Current CWD(現在の作業フォルダー)と Next launch(次回起動時)のフォルダーを示すダイアログが開きます。Manual path(手動パス)を入力するか(📁 でファイルブラウザーが開きます)、Known CWDs(既知の作業フォルダー)から選びます。手動パスは一覧より優先されます。いつ反映されるかは、2 つのボタンで決まります。
| ボタン | 効果 |
|---|---|
| 🗂️ Save next-launch CWD(次回起動時の作業フォルダーを保存) | フォルダーを保存します。実行中のエージェントは現在のフォルダーのままで、新しいフォルダーは次に会話のエージェントが起動したときに適用されます。 |
| 🚀 Set new CWD and (re)launch(新しい作業フォルダーを設定して起動/再起動) | フォルダーを保存し、エージェントを停止して、新しいフォルダーで起動し直します。実行中のターンがあれば待ちます:「Wait for the active turn to finish before changing CWD.」 |
再起動後も実行中のエージェントが元のフォルダーのままの場合は、そのことが通知され、停止してもう一度起動するよう案内されます。Claude Cloud の会話には Change CWD がありません。Anthropic 側のクローンで作業するためです。
チャットを開始できる場所を制限する #
会話を特定のフォルダーの中に限定するには、リレーの設定ファイルで workspace に絶対パスのリストを設定します。
{
"workspaceRootAllowList": ["/home/dev/projects", "/srv/sites"]
}
フォルダーは、リストにあるフォルダーそのものか、その中にある場合に許可されます。COPILOT_ は同じリストを環境変数から設定します。区切りはプラットフォームのパス区切り文字です。両方が設定されている場合は環境変数が優先されます。リレーはこれを起動時に読み込みます。未設定または空のリストなら、存在するどのフォルダーも許可されます。リストは、New chat ダイアログと Change CWD で選んだり入力したりしたすべてのフォルダーを確認し、外にあるものを拒否します。Default はフォルダーを送らないので、リストでは確認されません。存在するフォルダーではない項目はログに記録されて除外されるので、入力ミスで締め出されることはありません。
タイトル #
新しい会話の名前は New Conversation(新しい会話)です。名前を変えるには、会話の ⋯ メニューで ✍️ Edit conversation title(会話のタイトルを編集)を使うか、一覧でその行を右クリック(スマートフォンでは長押し)して Edit title(タイトルを編集)を選びます。タイトルは空にできず、最大 120 文字です。
Start chat を押したとき #
- リレーの処理中はボタンが無効になり、ダイアログは開いたままです。
- リレーはフォルダーを確認し、選んだプロバイダー、モデル、effort で会話を作成して、フォルダーを保存します。
- Settings → Features(設定 → 機能)で Session worker routing(セッションワーカーのルーティング)がオフにされていなければ、リレーは続いて会話のワーカープロセスを起動します。それが成功するとチャットが開きます。
- チャットは空の状態で開き、No messages yet(まだメッセージはありません)と Start the conversation below(下で会話を始めてください)の行が表示されます。フォルダーはヘッダーに表示されます。
ワーカーを起動できなかった場合も、会話は作成されて開き、「The chat was created, but its session could not start: …」という通知が表示されます。ルーティングがオフの場合は、ワーカーの事前起動を省略したことが通知されます。リレーがフォルダーなど何かを拒否した場合、ダイアログはメッセージとともに開いたままになるので、修正してもう一度 Start chat を押せます。
Claude Cloud のチャットは、Start chat を押したときではなく、最初のメッセージで Anthropic 側にセッションを作成します。
Claude Cloud:リポジトリとブランチ #
Claude Cloud のチャットは GitHub リポジトリのクローンで作業するので、ダイアログには reasoning effort の代わりに Repository(リポジトリ)と Branch(ブランチ)が表示されます。Working directory はそれらを埋めるためだけに使われます。GitHub のリモートと現在のブランチが読み取られ、その中では何も実行されません。
| フィールド | 入力する内容 |
|---|---|
| Repository | owner/ または GitHub の URL です。一覧には Claude GitHub アプリがアクセスできるリポジトリが候補として表示され、↻ で読み込み直せます。 |
| Branch | ブランチ名で、選んだリポジトリの候補が表示されます。空にするとリポジトリの既定のブランチになります。 |
モデルの一覧は Claude Cloud タブのもので、最初から選ばれているモデルはその Default model(既定のモデル)です。エラーは対象のフィールドの隣に表示されます。例:「Enter a GitHub repository.」。ダイアログは、プッシュされていないコミット、コミットされていない変更、アプリがアクセスできないリポジトリについても警告します。
OpenAI Image:品質とサイズ #
OpenAI Image (BYOK) のチャットでは、画像モデルだけが表示されます。reasoning の行は代わりに Quality(品質)という名前になり、Size(サイズ)の行が追加されます。
| モデル | サイズ |
|---|---|
gpt- とその他の画像モデル |
auto、1024x1024、1536x1024、1024x1536 |
dall- |
1024x1024、1792x1024、1024x1792 |
dall- |
256x256、512x512、1024x1024 |
モデルが対応していれば、最後に使ったサイズが最初から選ばれます。そうでなければ一覧の最初のサイズです。
プロバイダー別 #
ダイアログは、GitHub Copilot の SDK エンジンでも拡張機能エンジンでも同じです。異なる点は次のとおりです。
| プロバイダー | 一覧での表示名 | 表示される条件 | ダイアログの違い |
|---|---|---|---|
| GitHub Copilot | Copilot | 常に | わかっている場合は、読み取り専用の Context window を表示します。 |
| OpenAI | OpenAI (BYOK) | OpenAI がオン | モデルはキーに対して保存したものです。 |
| OpenAI Image | OpenAI Image (BYOK) | OpenAI がオン | 画像モデルのみ。Quality と Size。 |
| Claude | Claude SDK | Claude がオン | モデルごとの effort。xhigh のモデルでは Ultracode。 |
| Claude Cloud | Claude Cloud | Claude Cloud がオン | Repository と Branch。effort なし、Change CWD なし。 |
| Cursor | Cursor SDK | Cursor がオン | モデルごとの effort。一部のモデルでは none が default と表示されます。 |
| Grok | Grok | Grok がオン | なし。 |
| DeepSeek 0.9.17 で追加 | DeepSeek | Enable DeepSeek for New Chat model selection(新しいチャットのモデル選択で DeepSeek を有効にする)がオン(保存済みの API キーが必要) | どのモデルでも effort は low、high、max。引き継ぐ最後の effort がない場合は high。DeepSeek を参照してください。 |
どのプロバイダーをどうやってオンにするかは、プロバイダーの概要で説明しています。