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質問カード

エージェントが判断を必要とするとき、推測する代わりに、会話の中に質問カードを表示して尋ねます。どのデバイスからでもカードで回答でき、エージェントはその回答をもとに作業を続けます。カードはどのプロバイダーでも同じです。このページでは、カードへの回答について説明します。エージェントが質問するために呼び出すツールとそのパラメーターは、ask_user のページにあります。

カードが表示される場所 #

  • 会話の中。 カードはトランスクリプトの末尾に表示されます。一番上の行には、質問しているプロバイダー、会話のリレーモード、時刻が表示されます。プロバイダーは Claude question(Claude からの質問)、Cursor question(Cursor からの質問)などの形で示されます。質問の下には、質問した理由の短いメモがあり、一番下には Waiting for your answer(回答を待っています)の行と、カードの有効期限が表示されます。
  • 会話リストの中。 その行に N open(未回答 N 件)と表示され、セッションがあなたを待っている間はタイトルが赤くなります。会話リストを参照してください。
  • ヘッダーの中。 ❓ 1 open question(未回答の質問 1 件)というボタンが表示されます。数字は未回答のカードの件数です。未回答のカードが別の会話にある場合は、latest in(最新:)とその会話のタイトルが加わります。クリックすると、最新のカードがある会話が開きます。
  • プッシュ通知として。 Settings → Notifications(設定 → 通知)で Questions from the agent(エージェントからの質問)をオンにしている場合です。通知は、どのデバイスも OAR を前面に表示していないときにだけ送られます。通知には選択肢を最大 3 つまでボタンとして付けられ(デバイスが表示できる数まで)、OAR を開かずに回答できます。120 文字を超える選択肢にはボタンが付きません。回答が届かなかった場合(カードが別の場所で回答された、期限切れになった、またはオフラインだった場合)は、タップすると代わりに会話が開きます。Settings(設定)を参照してください。

カードへの回答 #

選択肢 #

選択肢のある質問では、選択肢ごとにボタンが 1 つ表示されます。クリックがそのまま回答になり、2 段階目の操作はありません。

選択肢に補足が必要な場合、エージェントは説明を付けられます。説明は質問の下に行として表示されます。

複数の回答 #

質問によっては、複数の回答を選べます。その場合、カードには選択肢ごとにチェックマークと、Reply with selection(選択内容で返信)ボタンが 1 つ表示されます。チェックを付けるだけでは何も回答されません。Reply with selection は、チェックを付けたすべての選択肢をカードに並んだ順に送り、ボックスに入力した内容があればもう 1 つの項目として加え、, で区切ります。

PostgreSQL, SQLite, needs a read replica

何もチェックせず、何も入力していない場合、ボタンを押しても何も起きません。

Claude、DeepSeek、Claude Cloud、Cursor は、複数の回答を選べるかどうかを自分で示します。Copilot では、エージェントがそう示した場合、または質問を「select all that apply」という言い回しにした場合 0.9.3 で追加、カードにチェックマークが表示されます。選択肢が 2 つ以上ある Copilot のカードには、選択肢の下に Select several(複数選択)スイッチもあるので、エージェントが複数の回答を想定していなくても複数を選んで回答できます。スイッチをオンやオフにしても、付けたチェックはそのまま残ります。提示した選択肢からちょうど 1 つを求める Copilot のリクエストには、スイッチがありません。Claude と DeepSeek のカードにはスイッチが表示されません。エージェントが求めたとおりになります。

自由記述 #

フォーム以外のすべてのカードには Type a reply…(返信を入力…)というボックスがあり、選択肢を選ぶ代わりに自分の言葉で回答できます。入力して Reply(返信)を押すか、Ctrl+Enter(Mac では Cmd+Enter)を押します。チェックマークのあるカードでは、ボックスの表示が Add another answer or a note (optional)… になり、Ctrl/Cmd+Enter を押すと、Reply with selection と同じように、チェックを付けた選択肢と入力したテキストが送られます。

選択肢のない質問は自由記述だけです。承認カードにもボックスはありますが、使わないでください。承認カードを参照してください。

フォーム #

エージェントが複数の値を一度に必要とするとき、カードはフォームになり、値ごとに 1 つのフィールドと Submit(送信)ボタンが表示されます。* の付いたフィールドは必須です。フィールドには、名前の下の説明や、あらかじめ入力された既定値が付くことがあります。

フィールド 表示される内容
テキスト テキストボックスです。エージェントがメールアドレスやリンクとして指定したフィールドには、それ用のボックスが表示されます。
数値 数値ボックスです。整数のフィールドでは、小数は整数部分に切り捨てられます。
はい・いいえ Yes(はい)というラベルのチェックボックスです。チェックを付けないと no が送られます。
複数の中から 1 つ ドロップダウンリストです。最初の行は、必須のフィールドでは Select…(選択…)、任意のフィールドでは (none)(なし)です。
リスト 許可された値ごとのチェックボックスです。値の一覧がない場合は、項目をコンマで区切って入力するテキストボックスになります。

Submit を押すとフォームがリレーに送られ、リレーが内容を確認します。問題があるとボタンの上に表示され、何も送られません。例:Port is required、Environment: value not allowed。空のままにしたフィールドは、既定値があればその値になります。エージェントは値をフィールドごとに受け取ります。カードが開いている間、入力した内容はフォームに残ります。

複数の質問 #

Claude、DeepSeek、Claude Cloud、Cursor は、1 回のツール呼び出しで複数の質問をすることができます(Cursor では最大 4 つ)。それらは、複数の部分からなる 1 枚のカードとしては届きません。カードは 1 枚ずつ表示されます。前の質問に回答すると次の質問が表示され、それぞれのカードはほかのカードと同じように回答し、それぞれに時間制限があります。エージェントが複数の値をまとめて必要とするときは、フォームを使います。

承認カード #

OAR 自身と一部のプロバイダーは、アクションの承認を求めてきます。これらのカードにはボタンが 2 つあり、OAR 自身のカードにはあなたしか回答できません。このリレーでも別のリレーでも、ほかのエージェントは回答できません。

カード 表示されるとき ボタン
セッションの開始 エージェントがこのリレーで最初のセッションを開始しようとしたとき。エージェントセッションを参照してください。 Allow(許可)、Deny(拒否)
セッションの監視 エージェントがほかのセッションで起きることを購読しようとしたとき。セッションの監視を参照してください。 Allow、Deny
書き込みアクション ask または plan モードで、エージェントが別のセッションやペアリングしたリレーで、送信、開始、回答、停止、アーカイブをしようとしたとき。また、あなたからのメッセージがないまま、ほかのエージェントに 30 回プロンプトを送ったとき。 Allow、Deny
Claude Cloud でのツールの権限 クラウドのエージェントがツールの使用を求めたとき。 Allow、Deny
ask モードの Copilot でのツールの権限 Copilot が何かを変更するツールを実行しようとしたとき。読み取りでは確認されません。カードにはアクションの説明が表示されます。 Approve(承認)、Deny

承認カードではボタンを使ってください

返信ボックスはすべてのカードに表示され、承認カードも例外ではありません。承認カードでは、テキストを入力しても承認にはなりません。OAR 自身のカード(表の最初の 3 行)では、Allow という単語だけが承認になり、大文字・小文字は問いません。それ以外のテキストはすべて拒否になり、エージェントはそこから理由を受け取りません。Claude Cloud では、正確に Allow と入力した場合だけ承認になります。Allow か Deny をクリックしてください。

Copilot の権限カードでは、Approve 以外の入力はすべてアクションの拒否になり、入力したテキストは理由としてエージェントに送られます。単に Deny を押した場合は、あなたが断ったことだけが伝わります。

リレーの各カードがいつ表示されるか、Allow が何を許可するかは、relay_tool のページにあります。エージェントがレビューしてほしいプランは質問カードではありません。プランボードを参照してください。

カードが開いている間 #

  • ターンは待機します。 回答するまで、エージェントは何もしません。カードを待っているターンは、どれだけ時間がかかっても、停滞しているとは見なされません。

  • 送信ボタン。 Claude、DeepSeek、Copilot の SDK エンジンでは、ターンの実行中に送ったメッセージは通常そのターンを軌道修正します。カードが開いている間は、ボタンの表示が代わりに Queue(キューに入れる)になり、ツールチップには Will steer in after you answer the question と表示されます。メッセージは保留され、回答した後でターンに入ります。ほかのプロバイダーでは、ボタンはもともと Queue と表示されます。ターンとキューを参照してください。

  • 待機する時間。 8 時間で、Copilot の拡張機能エンジンでは 2 時間です。カードが待機する時間を参照してください。カードには有効期限が表示されます。期限を過ぎるとカードは消え、エージェントには次のように伝えられます。

    [No user response before timeout — continue according to the current relay mode.]
    

    その後どうするかは、エージェントとリレーモードによって変わります。

  • 停止。 ターンを停止すると、エージェントの待機が終わります。カードは消え、もう回答できません。キャンセルされたターンや失敗したターンも、同じようにカードを閉じます。

  • リレーの再起動。 リレーは再起動の間も未回答のカードを保持し、エージェントの待機は再起動の後も続きます。リレーに一時的に接続できなかったことで、カードが勝手に回答されることはありません。

別の場所から回答する #

0.9.16 で追加 サイドバーの Inbox(受信箱)には、このリレーとペアリングしたリレーで、セッションが待っているすべてのカードが、エージェントが待たずに尋ねた質問と一緒に一覧表示されます。このリレーのカードには、セッションの中と同じようにそこで回答できます。ペアリングしたリレーのカードは、そこから開きます。

  • 別のデバイス。 カードはブラウザーではなくリレーに属します。スマートフォンで回答すると、ノートパソコンのカードも閉じます。すでに回答済みのカードへの 2 つ目の回答は拒否されます。
  • オフライン。 回答するときにデバイスが接続されていない場合、回答はキューに入り、You are offline. Answer queued — it will send when the connection returns. という通知が表示されます。
  • claude.ai。 Claude Cloud の会話のカード(質問またはツールの権限)には、claude.ai でも回答できます。その場合、カードは OAR から消えます。
  • 別のエージェント。 エージェントセッションやペアリングしたリレーがある場合、エージェントは answer_question で別のセッションの質問カードに回答できます。エージェントには、あなたが自分で判断するよう指示していない限り、まずあなたに尋ねるよう伝えられています。エージェントは自分自身の質問にも、承認カードにも回答できません。エージェントが回答すると、カードはほかの回答済みのカードと同じように画面から消えます。通知は届かず、回答も表示されません。ask または plan モードでは、エージェントの answer_question 呼び出し自体が、先にあなたに確認する書き込みアクションになります(承認カードを参照してください)。

回答した後 #

カードはすべてのデバイスで会話から消えます。回答したデバイスには、Answer received: …(回答を受信:…)とあなたの回答、続いて Agent continuing…(エージェントが続行中…)という短い通知が数秒間表示されます。エージェントは、選択肢のテキスト、つなげた選択肢、あなたの言葉、またはフォームの値として回答を受け取ります。ターンはそのまま続きます。

OAR は、カード、質問、回答のいずれも会話のメッセージとしては保存しないので、再読み込みするとどれも表示されません。エージェントが回答について書く内容は、その返信の一部です。期限切れになったカードや Stop(停止)で閉じられたカードも、同じように消えます。

回答は確定です。カードを開き直したり、変更したりすることはできません。選び間違えた場合は、エージェントにメッセージを送ってそう伝えてください。それは会話の中の通常のメッセージになります。

プロバイダー別 #

プロバイダー カード
Claude、Claude Cloud 選択肢、複数の回答、複数の質問(1 枚ずつ順に表示)。Claude Cloud は、ツールの権限も Allow と Deny で確認します。
DeepSeek 0.9.17 で追加 Claude と同じです。
GitHub Copilot と OpenAI、SDK エンジン 選択肢と複数の回答(Select several スイッチ付き)。質問は一度に 1 つです。接続されたツールサーバーが構造化された入力を求める場合はフォーム。ask モードの Copilot は、ツールの権限を Approve と Deny で確認します。
GitHub Copilot と OpenAI、拡張機能エンジン 選択肢、自由記述、フォーム。フォームのフィールドにはリストを入力できます。
Cursor 選択肢、複数の回答、最大 4 つの質問(1 枚ずつ順に表示)。
Grok カードはありません。Grok のエージェントプロトコルには質問する手段がないため、Grok のエージェントは返信のテキストで尋ね、次のメッセージを待ちます。

各プロバイダーがどのツールで質問するか、そのパラメーターは、ask_user のページの表にあります。