Git の変更
Git changes(Git の変更)は、会話の作業フォルダーにある git リポジトリで何が変わっているかを表示します。ブランチ、変更されたすべてのファイル、それぞれの差分です。エージェントにコミットを頼む前に、作業内容を見直すのに使います。これはビューアーです。何かを変更するのは ⬇ Pull(プル)ボタンだけです。
開き方 #
会話の ⋯ メニューを開き、🌿 Git changes を選びます。会話の上にウィンドウが開きます。リレーのホストのフォルダーを読み取るため、どのブラウザーからでも同じ内容が表示されます。
この項目は、開いているすべての会話のメニューにあります。会話が開いていないときと、読み取り専用の共有ビューでは表示されません。
対象のリポジトリ #
ウィンドウは、会話の作業フォルダーで git を実行します。作業フォルダーは、New chat(新しいチャット)ダイアログで選んだもの、または 🗂️ Change CWD(作業フォルダーを変更)で設定したものです。git はターミナルと同じようにそこからリポジトリを見つけます。リポジトリ内のフォルダーでは、そのリポジトリが表示されます。
git がリポジトリを見つけられない場合、ヘッダーには Not a git repository、一覧には The current workspace root is not a git repository. と表示されます。⬇ Pull ボタンは無効になります。複数のリポジトリを並べて置いているだけのフォルダーは、それ自体はリポジトリではないため、このメッセージが表示されます。確認したいリポジトリの中で会話を始めてください。
リポジトリの最上位より下にある作業フォルダー
作業フォルダーがリポジトリのサブフォルダーの場合でも、一覧にはそのサブフォルダーだけでなく、リポジトリ全体の変更が表示されます。そこからファイルを開いても機能せず、どの差分も No textual changes detected for this file. となります。差分を正しく表示するには、リポジトリの最上位のフォルダーで会話を始めてください。
まだコミットがないリポジトリでは、ブランチ名が表示され、ステージ済みのファイルが一覧に載ります。そこでステージ済みのファイルの差分を開くと、git のメッセージ fatal: bad revision 'HEAD' で失敗します。未追跡のファイルの差分は機能します。
ヘッダー #
ヘッダーには、ブランチと、その横にアップストリームからどれだけ離れているかが表示されます。
| ヘッダー | 意味 |
|---|---|
main |
ブランチ。アップストリームと同じ位置か、アップストリームがありません。 |
main ↑2 |
アップストリームより 2 コミット進んでいます。まだプッシュされていません。 |
main ↓3 |
アップストリームより 3 コミット遅れています。 |
main ↑2 ↓3 |
その両方です。 |
detached HEAD |
ブランチではなくコミットがチェックアウトされています。 |
ブランチの下の 2 行目には、origin/(1 つなら 1 changed file)のように、アップストリームと変更されたファイルの数が表示されます。アップストリームのないブランチでは、矢印もアップストリーム名も表示されず、数だけが表示されます。数は git が最後に把握した値です。OAR はフェッチしないため、↓ はフェッチまたはプルの後にしか変わりません。
Pull #
⬇ Pull は、フォルダーでオプションなしの git pull を実行します。ツールチップには「Pull from upstream」と表示されますが、OAR はリモートもブランチも指定しません。マージ、リベース、早送りのみのどれになるかは、git の設定(pull.、pull.)次第です。フォルダーがリポジトリであれば、プルするものがないときも常に使えます。ウィンドウの読み込み中とプルの実行中は無効になります(ボタンの表示は Pulling… になります)。プルには最大 120 秒かかることがあります。
終了すると、ヘッダーの下の行に Pull: と git の出力の最後の行(例:Pull: Already up to date.)が表示されます。git が何も出力しなかった場合は Pull complete. と表示されます。git が拒否した場合、その行は赤くなり、Pull failed: の後に git 自身のメッセージが続きます。競合があるとき、プルで上書きされるローカルの変更があるとき、アップストリームのないブランチのときに、この表示になります。OAR は stash、リセット、解決を一切行いません。対処はエージェントに頼んでください。一覧はプルのたびに再読み込みされます。
一覧 #
変更されたファイルは 1 つにつき 1 行です。ステージ済み、未ステージ、未追跡のファイルがまとめて、パス順に並びます。各行には次のものが表示されます。
- 状態を示す文字のバッジと、ファイル名(その下にフォルダー)
- 名前を変更したファイルでは、
←の後に古いパス - 削除したファイルは、名前に取り消し線
git がまだ追跡していない新しいフォルダーは、中のファイルごとではなく、フォルダー全体で 1 行になります。名前は空で、その下にフォルダーのパスが表示されます。開くと No textual changes detected for this file. と表示されます。
| バッジ | 意味 |
|---|---|
| M | 変更 |
| A | 追加 |
| D | 削除 |
| R | 名前の変更 |
| C | コピー |
| T | 種類の変更 |
| U | 未追跡:git がまだ追跡していない新しいファイル |
ステージした後に編集したファイルは、作業コピーの状態で 1 回だけ表示されます。一覧では、ステージ済みの変更と未ステージの変更は区別されません。行にポインターを合わせると、状態の説明とフルパスが表示されます。
競合しているファイル
マージで競合したファイルには、専用のバッジがありません。両方の側で変更されたファイル(git の UU)は、追跡されているにもかかわらず U と Untracked(未追跡)という語で表示されます。両方の側で追加されたファイルは A、両方の側で削除されたファイルは D、片方の側で削除されたファイルは、どちらの側かによって D(取り消し線付き)または U で表示されます。その差分は開くことができ、最後のコミットと比較されます。競合を確認するには、ターミナルで git status を使うか、エージェントに頼んでください。
表示するものがないリポジトリでは、Working tree clean — no changes. と表示されます。
再読み込み #
一覧はリアルタイムには更新されません。読み込まれるのは、ウィンドウを開いたとき、↻(再読み込み)を押したとき、プルの後です。エージェントの作業中は、↻ を押すと最新の編集が表示されます。ウィンドウを閉じて開き直しても同じです。
差分ビューアー #
行をクリックすると、そのファイルの差分が一覧の上の 2 つ目のウィンドウで開きます。差分はファイルを最後のコミットと比較するため、ステージ済みの編集と未ステージの編集が一緒に表示されます。タイトルはファイルのパスで、その下に状態と数が表示されます(例:Modified · +12 −3)。
| ボタン | 表示 |
|---|---|
| Changes(変更) | 追加・削除された行と、その前後の変更のない 3 行です。それより長く変更のない部分は ⋯ 40 unchanged lines に折りたたまれます。これが既定です。 |
| Full file(ファイル全体) | ファイルのすべての行で、変更箇所に印が付きます。 |
どちらの表示も 1 つの差分から作られるため、切り替えはすぐです。選んだ表示は、ページを再読み込みするまで、次に開くファイルにも引き継がれます。各行には新旧の行番号が付き、追加された行は緑、削除された行は赤で表示されます。
| ファイル | 表示される内容 |
|---|---|
| 新規(未追跡) | すべての行が追加として表示されます。 |
| 削除 | すべての行が削除として表示されます。 |
| 名前の変更 | 新しいパスを最後のコミットと比較します。内容が変わっていなくても、すべての行が追加として表示されます。 |
| バイナリ | Binary file — no text diff available. と表示され、状態だけで数はありません。 |
| テキストの変更なし(モードの変更など) | No textual changes detected for this file. |
| 非常に大きい | 同じ差分が全体で表示されます。OAR はサイズの上限を設けていませんが、差分の読み取りには 15 秒と 32 MB の出力上限があります。これを超えるファイルでは、差分の代わりにエラーメッセージが表示されます。 |
長い行は折り返されません。横にスクロールして読んでください。
git が状態や差分を読み取れない場合、そのメッセージが一覧の上、または差分の代わりに赤で表示されます。
差分は ×、Esc、または外側のクリックで閉じます。その後ろには一覧が開いたままです。続けて ×、Esc、または外側のクリックで一覧も閉じます。
できないこと #
ここでは、ステージ、コミット、変更の破棄、プッシュはできず、ファイルを編集する方法もありません。コミット、変更の取り消し、プッシュは、会話の中でエージェントに頼んでください。Claude でエージェントが行うコミットには、選んだ帰属表示の行が付きます。コミットの帰属表示を参照してください。0.9.17 で追加 DeepSeek では、DeepSeek タブの Commit attribution(コミットの帰属表示)で選んだ行、またはフォルダー独自の設定の行が付きます。
プロバイダー別 #
ウィンドウは、リレーのホストで動作するすべてのプロバイダー(GitHub Copilot、OpenAI、Claude、Cursor、Grok、DeepSeek)で同じです。読み取るのはフォルダーと git で、エージェントではありません。
| プロバイダー | Git の変更 |
|---|---|
| Claude Cloud | チャットは Anthropic 側のクローンで作業し、このウィンドウからは見えません。メニューに項目はあり、リレーのホストで New Chat で選んだ作業フォルダー(リポジトリとブランチを埋めたもの)を読み取ります。サンドボックスでの変更ではありません。エージェントの結果は、エージェントがプッシュしたブランチとして戻ってきます。入力欄の上のクラウドの行に、プッシュされたブランチごとに 1 つの ⇡ branch(⇡ ブランチ)リンクがあります。Claude Cloud を参照してください。 |